研究課題/領域番号 |
16K21203
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理学一般
医療系薬学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
藤原 新太郎 香川大学, 医学部附属病院, 病院助教 (30612486)
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研究協力者 |
正木 勉
岩間 久和
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | テルミサルタン / 食道癌 / マイクロRNA / 細胞周期 / アポトーシス / バレット食道癌 / アンジオテンシン受容体拮抗薬 / 食道腺癌 / バレット腺癌 / アンギオテンシンII受容体拮抗薬 / バレット食道腺癌 / 降圧薬 / マイクロアレイ / シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
アンジオテンシン受容体拮抗薬であるテルミサルタンは広く処方されている高血圧症の治療薬である。本研究ではテルミサルタンの食道腺癌に対する抗腫瘍効果を証明し、その作用機構と関連するマイクロRNAの同定を行った。In vitroとIn vivoの実験において、テルミサルタンは食道腺癌細胞株の細胞および腫瘍増殖を時間・濃度依存的に抑制していた。またテルミサルタンは細胞周期関連蛋白CyclinEなどの低下により細胞周期停止と腫瘍増殖抑制効果を誘導する。さらなる抗腫瘍作用のメカニズムとして、AMPKαのリン酸化亢進によるmTORの抑制、miR-301a-3pの発現が低下が抗腫瘍作用に関与すると考えられた。
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