研究課題/領域番号 |
16K21207
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
救急医学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
越智 紳一郎 愛媛大学, 医学系研究科, 助教 (40568911)
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研究協力者 |
上野 修一 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80232768)
伊賀 淳一 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (70363140)
西原 佑 愛媛大学, 医学部附属病院, 助教 (50568912)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 間歇型一酸化炭素中毒 / ミクログリア / アストロサイト / 神経幹細胞 / マイクログリア / 海馬神経細胞新生 / 認知機能低下 / 脳・神経 / 遺伝子 / 細胞・組織 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
ラットを意識障害を起こすまで一酸化炭素(CO)に暴露した後、3週間認知機能低下を受動回避試験により確認し、間歇型CO中毒モデルラットを作成した。 免疫染色では、CO群で、ミクログリアとSOX2陽性神経細胞の細胞数が減少傾向にあること、ミクログリアの形態異常を確認した。またアストロサイトの細胞数が増加傾向にあることを認めた。更に海馬組織を単細胞懸濁液に分散し、セルソーターで分離し・定量的に解析したところ、CO群で有意にミクログリアの減少を認めた。これらのことから、間歇型CO中毒の認知機能障害はグリア細胞の異常を介して海馬の成体細胞神経新生に影響を及ぼすことが関与している可能性が示唆された。
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