研究課題/領域番号 |
16K21211
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機・ハイブリッド材料
デバイス関連化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中野谷 一 九州大学, 工学研究院, 准教授 (90633412)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 有機EL素子 / マグネシウム合金 / 劣化挙動 / 有機エレクトロルミネッセンス素子 / 低仕事関数電極 / 有機エレクトロニクス / 表面・界面物性 |
研究成果の概要 |
本研究では有機EL素子に用いられる低仕事関数電極における腐食性に着目し、耐環境性の高い低仕事関数電極材料の開発を目指し研究を実施した。結果、マグネシウム元素を母材とし、カルシウムとアルミニウムを少量添加したMg-Ca-Al合金を開発し、それを有機EL素子用陰極電極として利用することで、当初の研究目標であった「耐環境性を有する有機EL素子」を創出することに成功した。本研究の成果は、有機EL産業への汎用的な適用が可能である技術と考えられ、社会的にも大きな波及効果が期待され、大きな成果が得られたものと考える。
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