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次世代シークエンサーを利用したメロン生殖隔離緩和遺伝子piaの解析と育種利用

研究課題

研究課題/領域番号 16K21227
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 園芸科学
遺伝育種科学
研究機関佐賀大学

研究代表者

松本 雄一  佐賀大学, 農学部, 講師 (80538265)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードメロン / 生殖隔離 / 園芸学 / 育種学
研究成果の概要

RAD-seqの結果467,632,885本のリードが得られ、Stacksを用いた解析により173,886個の遺伝子座が検出され、PI320052とPI364475間に23,929個のSNPが検出された。それらのうちF2分離集団99個体中70個体以上で検出できた1,548個のSNPをマーカーとして用い、pia遺伝子型推定の結果と合わせて解析を行ったところ、12連鎖群から成る1,473個のSNPが座乗する全長26,406cMの連鎖地図が構築された。
piaは連鎖群Hのマーカー112296とマーカー13073の間にそれぞれ10.9cMと8.5cMの距離に位置した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

メロン育種において野生遺伝資源の利用の妨げとなる生殖隔離の克服に向け、生殖隔離緩和遺伝子piaの利用を可能とするための遺伝子座の位置について次世代シーケンサーを用いた調査を行った。その結果遺伝子の位置する染色体の領域について明らかとなり、今後の遺伝子の詳細なメカニズムの解明や実際の品種開発への利用について基礎となる情報が得られた。
これらの結果をもとにした、生殖隔離の学術的解明のほかメロンを始めとする様々な品種開発への利用・貢献が期待できる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018 2017 その他

すべて 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Cucumis属種間交雑における高温処理による不親和性緩和の遺伝様式2018

    • 著者名/発表者名
      白川篤史, 有馬進, 永野幸生, 松本雄一
    • 学会等名
      日本育種学会第134回講演会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 生殖隔離の克服によるCucumis属野生種とメロンとの種間雑種作出の試み2018

    • 著者名/発表者名
      松本雄一,久保山勉
    • 学会等名
      日本育種学会第134回講演会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] キュウリ属の野生種におけるRAD-seqを用いたSNP探索及び解析方法の検討2017

    • 著者名/発表者名
      白川篤史、永野幸生、有馬進、松本雄一
    • 学会等名
      日本育種学会第12回九州育種談話会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [備考] 生殖メカニズムを解明して新たな種間雑種品種を開発する!!

    • URL

      https://researcher.admin.saga-u.ac.jp/details_print/710

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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