研究課題/領域番号 |
16K21241
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
応用健康科学
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研究機関 | 岡山大学 (2017-2019) 立命館大学 (2016) |
研究代表者 |
小林 雄志 岡山大学, 全学教育・学生支援機構, 助教 (50549491)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 瞬発的筋力 / RFD / RTD / ディトレーニング / リトレーニング / 神経系の適応 / 神経制御 / レジスタンストレーニング |
研究成果の概要 |
健常な成人男性を対象として瞬発的筋力トレーニングを実施し,トレーニング期間の前後に筋力測定を行った.またディトレーニング後およびリトレーニング後にも同様の測定を行った.その結果,本研究で用いたトレーニングによって向上した瞬発的筋力は,少なくとも2週間以上のディトレーニングで顕著に低下するが,トレーニング中断期間が2週間程度であれば,その後に短期間のトレーニングを再び行うことで,低下した瞬発的筋力を最初のトレーニング後と同程度まで回復させることができる可能性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果は,瞬発的筋力トレーニング後のディトレーニング期間の長さによる影響やリトレーニングの効果について,実際のトレーニングの参考となる知見を提供するものとなっている.また,筋肥大型のトレーニングにみられるMuscle Memory(筋記憶)の効果のように,本研究で行った実験においては,瞬発的筋力がリトレーニング時にディトレーニング前と同レベルまで,比較的短い期間で回復する現象が認められており,学術的にも重要な知見が示されたといえる.
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