研究課題
若手研究(B)
本研究で我々は、FFPE組織を用いた比較プロテオミクスにより、高分化型脂肪肉腫(ATL/WDL)にユニークな181個のタンパク質を同定し、最終的にATL/WDLマーカー候補としてCCDC180とLRRC4に注目した。CCDC180とLRRC4の免疫組織化学により、ALT/WDLと脱分化型脂肪肉腫の腫瘍細胞は明瞭に染色され、脂肪肉腫と脂肪腫を高い精度で染め分けられた。我々はさらに、細胞生物学的手法を用い、脂肪肉腫細胞におけるCCDC180とLRRC4の発現についても検討した。それらの発現は、脂肪肉腫において脂肪細胞分化に関連し悪性度に関与することが示唆された。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (3件)
PLoS One
巻: 12(8) 号: 2 ページ: 172-180
10.1016/j.yexcr.2018.03.018
Oncotarget.
巻: 9 号: 4 ページ: 4707-4721
10.18632/oncotarget.23523
Cancer Lett.
巻: 403 ページ: 66-73
10.1016/j.canlet.2017.05.033
Pathol Int
巻: 67 号: 10 ページ: 510-513
10.1111/pin.12562
巻: 12 ページ: 1-13
Human Pathology
巻: 印刷中 ページ: 225-230
10.1016/j.humpath.2017.01.012
Diagnostic Pathology
巻: 75 号: 1
10.1186/s13000-016-0530-2
HISTOLOGY AND HISTOPATHOLOGY
巻: 31 ページ: 921-931