研究課題/領域番号 |
16K21263
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
家政・生活学一般
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
西崎 実穂 首都大学東京, システムデザイン研究科, 助教 (90610957)
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研究協力者 |
コードヴィル リタ リスボン大学
バレイロス ジョアオ リスボン大学
アドルフ カレン ニューヨーク大学
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アフォーダンス / 乳幼児 / 発達 / 拡張現実感(AR) / 可視化 / 家 / 環境 / 傷害予防 / 拡張現実(AR) / 事故予防 / 生活環境 / 日常環境 / 拡張現実 / 事故防止 |
研究成果の概要 |
本研究は乳幼児の行為によって現れるアフォーダンスを可視化し,家の中で生じる不慮の事故の防止と発達促進に役立たせることを目的とした。まず(1)日本,ポルトガル,アメリカの3カ国で生後4ヶ月から12ヶ月まで20名の縦断的観察を実施した。約190時間の映像からマイルストーンの開始時期の確認,乳幼児が接したモノや人の抽出・動作分析を行なった。(2)アプリケーション開発では,日用品(家具等)に対する乳幼児の行為をAR動画として実装した。ユーザテストおよびインタビューを重ね,改良を行った。最後に,(1)と(2)を統合する(3)webシステム上で全ての記録を検索可能なデータベース(ベータ版)を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果として(1)の縦断的観察の分析結果と(2)のARアプリケーションのプロトタイプについては国内外の学会発表や論文投稿を行った。中でも(2)は国際学会に投稿した際に評価を受け,研究インタビューの対象として選出された。生態心理学,デザイン,開発等を融合する学際的な成果を出しつつある。 社会的意義としては,(2)ARアプリケーションの完成版は,App Storeにて無料配布を予定している。(3)のデータベースはベータ版のためデータおよび閲覧者を限定しているが,最終的には制限を設けず,国内外で広く一般的に活用して頂くことを目指している。
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