研究課題/領域番号 |
16K21281
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
西岡 靖貴 滋賀県立大学, 工学部, 講師 (70609734)
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研究協力者 |
臼井 佑太朗
安田 寿彦
山野 光裕
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ソフトアクチュエータ / 空気圧 / ヘルスケア / ウェアラブルシステム / 筋電位 / 知能化 / 主観評価 / 看護 / システムインテグレーション / 看護工学 / 生体計測 / 腰部負担 / 知能ロボティックス |
研究成果の概要 |
例えば看護分野など腰部への負担が大きい動作について、従来のコルセットが有効であることが多い。しかし従来のコルセットは腹部を圧迫することで、筋肉の代替機能の役割を果たしている。そのため、常に装着していると筋肉が衰退していく可能性が生じる。本研究では、軟質なコルセットに極めて軽量なソフトアクチュエータを搭載することで、負担が大きな動作の時など、必要に応じて圧迫の機能を、装着しながら切り替えられるシステムの構築を目的としている。効率的な圧迫を実現するアクチュエータの開発、小型な空気圧制御システムの構築、基礎実験・フィールド実験による効果の検証、発展させた機能拡張型の提案について報告する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
搭載するアクチュエータの基本形状を提案し、設計手法を実験的に明確にした。その実験から、高い圧迫力と十分な応答性を得ることに成功した。高い圧迫力は腰部負担の減少効果につながり、従来のコルセットと同等の効果を得られる可能性を筋電位を用いた実験により示した。十分な応答性は、労働環境や家庭環境などにおける作業中にも使用できる可能性を示した。これらにより、日常生活に支障のないヘルスケア活動が支援可能と考える。
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