研究課題/領域番号 |
16K21283
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
田口 勝敏 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60462701)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | α-Synuclein / prion-like propagation / seed / Parkinson's disease / プリオン様伝播モデル / α-シヌクレイン / Fibril / Seed構造 / パーキンソン病 / Lewy bodies / Seed / Cell-cell transmission / alpha-Synuclein / neurodegeneration / toxic oligomer |
研究成果の概要 |
パーキンソン病に特徴的なレビー小体の形成領域は病気の進行に伴って脳内を拡大する。現在、病変拡大の分子的背景としてプリオン様伝播仮説が注目されているが、細胞間を伝播する分子の性質については不明な点が多い。本研究では凝集形成能を有する線維様α-シヌクレイン(αSyn)画分を出発材料として生化学分画を行い、様々な分子形態を有する高分子化αSynの分離を行った。更に、病的神経が産生した高分子化αSynを分離した。病的神経が産生した高分子化αSynはある均一な分子量を持ち、レビー小体様凝集体の形成を誘導することができた。本研究結果は病的神経が産生する細胞間伝播性Seedの同定に繋がるものと期待される。
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