研究課題/領域番号 |
16K21294
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
植物栄養学・土壌学
|
研究機関 | 公立鳥取環境大学 |
研究代表者 |
角野 貴信 公立鳥取環境大学, 環境学部, 准教授 (50511234)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 反応速度論 / 吸脱着過程 / 土壌炭素動態モデル / 土壌圏現象 |
研究成果の概要 |
土壌炭素の分解・蓄積過程は、多段の酵素反応と有機-鉱物間の吸着・錯体形成反応を含む、反応動力学的に複雑な系であり、環境中における動態予測のためには、そのモデル構築が不可欠である。本研究では、鳥取県内の八東川・千代川水系において土壌気象モニタリング、リン酸イオンを用いた吸着ポテンシャルの推定を行い、流域における物質移動(窒素および有機物)に及ぼす土壌の影響をモデル化してその評価を行った。その結果、流域内の物質移動を規定する土壌有機物、粘土鉱物、および水分状況の寄与が明らかになり、より精緻なモデル構築の可能性が示唆された。
|