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エストニア・アニメーションにおけるシュルレアリスム受容の調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K21296
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 芸術一般
美術史
研究機関広島市立大学

研究代表者

有持 旭  広島市立大学, 芸術学部, 講師 (30759783)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードアニメーション / エストニア / シュルレアリスム / 風刺画 / 比較美術史 / プリート・パルン / オーラル・ヒストリー / 表象文化史
研究成果の概要

本研究を通して、アニメーション作家やシュルレアリストたちから当時の記録写真や動画、証言を入手することができ、それらによって、エストニア・アニメーションにおけるシュルレアリスム受容に関する史実を明らかにした。アニメーションを20世紀芸術のシュルレアリスムと比較研究することで、美術史を内包した深長な視点からアニメーション史のなかでは語られないエストニア・アニメーションの位置付けを行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果によって、未だ世界であまり知られていないエストニア・アニメーションの歴史を紹介するとともに、その歴史に関与してきた前衛芸術グループの活動や風刺画文化を適例として、広域的に「アニメーション」の表象に関する考察の発展に繋がっていくと予想される。また、母国語のエストニア語で行ったオーラル・ヒストリーは、それ自体が資料としての価値があると考えられる。アジアではこれほど詳細なエストニア芸術に関する研究は初だと思われる。また、数少ない貴重な先行研究のほぼ全てのものにみられた、年代や名称等のいくつかの誤りや不明瞭な解釈に対して、本研究では信頼性の高い資料を得たことで修正・補足することもできた。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] プリート・パルンの風刺画から読み解く〈不条理〉2017

    • 著者名/発表者名
      有持旭
    • 学会等名
      日本アニメーション学会
    • 発表場所
      青森県立美術館
    • 年月日
      2017-06-24
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 《タリンフィルム》シュルレアリスト・グループの活動2017

    • 著者名/発表者名
      有持旭
    • 学会等名
      日本アニメーション学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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