研究課題/領域番号 |
16K21307
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
代謝学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
柿坂 啓介 岩手医科大学, 医学部, 助教 (40583563)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 非アルコール性脂肪肝炎 / NASH / 風船様肝細胞 / Ballooned hepatocyte / Hepatocyte ballooning / Autophagy / Fibrosis / 肝線維化 / Ballooning / Rubicon / カスパーゼ9 / オートファジー / 内科 / シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
非アルコール性脂肪性肝疾患(Non-alcoholic fatty liver disease: NAFLD)の病態進展に伴い出現する風船様肝細胞(Ballooned hepatocyte:BH)は、肝病理組織所見において非アルコール性脂肪肝炎の診断根拠になる。BH様変化に細胞死シグナルのうちでJNKおよびCaspase9とオートファジー関連蛋白であるRubiconが関連していることを明らかにした。また、肝生検で診断されたNAFLD患者の経過を観察したところ、生検時にBHが観察された症例で将来線維化が進展する可能性が明らかとなった。本研究によりBHが治療標的になり得る可能性が示唆された。
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