研究課題/領域番号 |
16K21312
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
ジェンダー
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研究機関 | 宮城学院女子大学 |
研究代表者 |
木曽 恵子 宮城学院女子大学, 付置研究所, 研究員 (80554401)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | タイ / 東北タイ農村 / 公共性 / 共同性 / 住民組織 / 女性同士のつながり / 女性リーダー / 女性労働 / 東北タイ |
研究成果の概要 |
本研究では、東北タイ農村における女性住民組織の組織化と活動の実態分析を通じて、家内領域を超えて広がる女性同士のつながりを具体的に検証することを目的に、文化人類学的フィールド調査を実施した。 調査は主にタイ東北部マハーサラカム県の農村において、女性住民組織を対象に実施した。その結果、特にその組織化、および女性リーダーの活動実態に関するデータを収集した。それらの分析から、地域コミュニティや村落行政における女性住民組織の政治的・社会的意義と、女性リーダーの活動に見られる共同性と公共性について考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、タイ東北部農村における女性住民組織を経済的な成功を目的とする経営体としての側面からのみ捉えるのではなく、その活動を通した女性たちの地域コミュニティにおけるより公共的な役割や意義を考察することに学術的意義をもつ。またそのことを介して、タイ東北部農村女性の労働と家庭の両立をバックアップするための方途を、当該女性たちとの連携のなかで模索するという社会的意義をもつ。
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