研究課題/領域番号 |
16K21315
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
統合動物科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
阿部 朋行 自治医科大学, 医学部, 講師 (20610364)
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研究協力者 |
花園 豊 自治医科大学, 医学部, 教授 (70251246)
長尾 慶和 宇都宮大学, 農学部, 教授 (70291953)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 造血幹細胞 / ニッチ / 多能性幹細胞 / 大型動物 / トランスレーショナルリサーチ / 再生医学 / 幹細胞 / 移植・再生医療 / 応用動物 / 血液内科学 / 再生医療 / 応用動物科学 |
研究成果の概要 |
我々は、動物体内でヒトiPS細胞由来の造血幹細胞を作製することを目指している。本研究は、ヒツジ胎仔肝臓を介してヒトiPS細胞から造血幹細胞を作ることを目的とする。ヒトiPS細胞を造血分化培養し、移植前にブスルファンで処置したヒツジ胎仔の肝臓内に移植した。その結果4頭の産仔が得られ、ヒトiPS細胞由来造血細胞の生着が確認できた。また、産仔へのヒトリンパ球投与により、ヒトiPS細胞由来造血細胞の生着効率を向上させることができた。以上より、ヒツジ胎仔肝臓内の微小環境を介してヒトiPS細胞から造血細胞を作製し、さらにそれを体内増幅することに成功した。今後は、当該ヒツジからヒト造血細胞の取り出しを図る。
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