研究課題/領域番号 |
16K21316
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
精神神経科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
加藤 梨佳 自治医科大学, 医学部, 助教 (50759941)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 長時間労働 / 抑うつ / 産業保健 / 社会精神医学 |
研究成果の概要 |
本研究では、長時間労働者に抑うつを引き起こす危険要因を明らかにすることを目的とし、月60時間以上の時間外・休日労働を行った労働者に対して、アンケート調査を実施した。調査結果を解析予定であったが、解析の合理性及び汎用性の担保の観点から、調査における研究対象者及び質問紙の内容の見直しが適格であることが明らかとなった。本検討により、適格な解析に重要な研究対象者のリクルート及び質問紙の作成に資する重要な事項が種々明確になり、次回以降の本研究の継続を含めた調査手法の方向性を見出すことができた。また、本調査により、断片的ではあるが目的とするデータ及び調査の一端が実現できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国の産業衛生の重要な課題である長時間労働が抑うつを引き起こすことが知られている一方、長時間労働者に精神的負荷を引き起こす危険要因は明らかではなく、産業衛生の現場において、産業医等による過重労働面談や労働衛生教育の際に長時間労働者に向けた効果的な指導法構築についての様々な情報把握が必要である中、本研究において、様々な情報収集が実現し、今後の更なる調査結果と併せて解析を行うことにより、長時間労働者が抑うつを引き起こす危険要因の明確化が期待できる。
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