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コレステロール代謝異常によるアルツハイマー疾患発症の解析

研究課題

研究課題/領域番号 16K21317
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 代謝学
薬理学一般
研究機関自治医科大学

研究代表者

山室 大介  自治医科大学, 医学部, リサーチ・レジデント (20739255)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードアルツハイマー / アミロイドβ / オキシステロール / 24S-HC / Aβ / 24S-ヒドロキシコレステロール / アルツハイマー型認知症 / NCEH1 / ACAT1 / NCEH1阻害剤 / ACAT1阻害剤 / 脂質代謝異常
研究成果の概要

本研究では、NCEH1が脳内CE量および24S-HC量を調節することで、Aβ沈着などのAD発症に関与するかどうかを細胞実験および動物実験から検証した。その結果、細胞レベルではNCEH1とADとの関連が実証されなかったが、in vivo レベルでのNCEH1欠損によるester体の蓄積がAD発症の原因因子であるAβの沈着さらには記憶障害へと関連することが示唆された。今後、NCEH1 欠損におけるCEおよび24S-HC ester蓄積によるAβ沈着のメカニズムを解明することにより、新規AD発症因子の発見、さらには新たな創薬ターゲットの提示に繋がることが期待できる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、in vivo レベルでのNCEH1欠損によるester体蓄積がアルツハイマー疾患発症の原因因子であるAβ沈着さらには記憶障害へと関連することが動物実験から示唆された。脂質代謝酵素とAD発症との関連研究はまだ未開拓な領域であり、CE水解活性を触媒するNCEH1に着目した研究報告はないことから、本研究成果をさらに発展させることができれば、新たなアルツハイマー発症因子の発見、さらにはアルツハイマー疾患治療薬へと成り得る創薬ターゲットの提示に繋がることが期待できる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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