研究課題/領域番号 |
16K21325
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
ナノ構造化学
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研究機関 | 城西大学 |
研究代表者 |
宇和田 貴之 城西大学, 理学部, 助教 (30455448)
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研究協力者 |
鈴木 千加 城西大学, 理学部化学科, 学部4年生
高橋 郁也 城西大学, 理学部化学科, 学部4年生
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 多孔質材料 / タンパク質結晶 / 金ナノ粒子 / 局在プラズモン共鳴 / 金ナノクラスター / 顕微イメージング / 金クラスター / ナノ材料 / 蛋白質 / フォトニック結晶 |
研究成果の概要 |
タンパク質結晶は配列したnmサイズの細孔を持つ、一種のナノポーラス材料である。また溶媒チャンネルを通じ溶液から分子をとりこむことが可能であり、新規ナノ反応容器としての展開が期待される。本研究ではモデルタンパク質としてニワトリ卵白由来リゾチームを使用し、結晶内での金ナノ物質の作製を試みた。予め調製したリゾチーム結晶内に四塩化金酸を導入することで、結晶内での金ナノ粒子と発光性の金ナノクラスター形成を確認した。これはタンパク質結晶が多孔質材料かつ反応容器であると明示している。更に、リゾチーム結晶への蛍光分子導入の過程も調べ、結晶内部の電荷が結晶の多孔質材料としての重要な性質であることを見出した。
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