研究課題/領域番号 |
16K21329
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
代謝学
整形外科学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
横田 和浩 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (20406440)
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研究協力者 |
三村 俊英 埼玉医科大学, 医学部, 教授
相崎 良美 埼玉医科大学, 医学部, 助手
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 自己免疫性疾患 / 関節リウマチ / 全身性骨代謝異常 / 骨粗鬆症 / 破骨細胞 / 破骨細胞様細胞 / 炎症性サイトカイン / 抗環状シトルリン化ペプチド抗体 / 抗CCP抗体 / 骨代謝異常 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
関節リウマチ(RA)をはじめとする全身性自己免疫疾患は、骨粗鬆症を合併するが、その機序は不明である。本研究により、RA患者の末梢血単核球は健常人と比較し、骨吸収細胞(破骨細胞およひ破骨細胞様細胞)への分化誘導能が亢進していることが明らかになった。また、この骨吸収細胞への分化誘導能には、抗環状シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)が関連し、抗CCP抗体高値例(40 U/mL以上)は、低値例(40 U/mL以下)と比較し、全身骨骨密度が有意に低下していることが示された。このことから、抗CCP抗体価はRAにおける新たな骨粗鬆症を予測する因子となる可能性が示唆された。
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