研究課題/領域番号 |
16K21336
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
食生活学
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研究機関 | 順天堂大学 (2018-2021) 和洋女子大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
黒坂 裕香 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 助手 (30633002)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 非アルコール性脂肪肝 / 運動習慣 / 不活動 / 食事療法 / 食事制限 / 脂肪肝 / 栄養不良 / 運動不足 / 身体不活動 / 骨格筋 / 食餌制限 / 肥満 / 坐骨神経切除 |
研究成果の概要 |
非アルコール性脂肪肝に対する有効な予防・改善方法の1つとして食事制限が挙げられるが、時に食事制限が有効に作用しないケースが存在する。本研究は、脂肪肝予防に対する運動実施の役割に焦点を当て、食餌制限による脂肪肝の予防・改善効果の有無は、骨格筋量や活動量によって決定されるのか否かを明らかすることを目指した。運動不足モデル動物での検討において、食餌制限によって誘発される肝脂肪蓄積に対して、運動不足の解消は保護効果をもたらす可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果は、脂肪肝の予防に対しては、単にエネルギー摂取量とエネルギー消費量とのバランスだけが重要なのではなく、運動習慣があるか否か、骨格筋の発達状態が十分であるかが重要な役割を担っている可能性があることを確認した。ヒトにおける適用には、まだ今後の検討が必要であるものの、食事制限のみに頼った体重コントロール方法は、必ずしも肝脂肪蓄積への良い影響が認められるわけではなく、運動不足や骨格筋の発達不良と重なることで、悪化を導く可能性が考えられる。
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