研究課題/領域番号 |
16K21414
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
ジェンダー
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
山手 昌樹 日本女子大学, 文学部, 研究員 (70634335)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | イタリア / ファシズム / 新しい女 / ファシスト党 / 女子教育 / 女性ファッシ / 日記 / ムッソリーニ / 女性労働者 |
研究成果の概要 |
本研究は、イタリア・ファシズム体制(1922~43年)がどのような女性を理想とし、女性自身がその理想像をどのように受容したのかを明らかにすることを目的とする。この目的を達成するため、ファシスト党女性組織の機関誌に寄稿された女性ファシストの記事を分析した。その結果、ファシズム体制は、女性ファシストに対して、家庭で夫や子どものために尽くす良妻賢母のように、体制の福祉活動を通じて祖国に尽くすよう求めたが、女性ファシストはこの求めを女性の社会進出のために活用していったことが明らかになった。
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