研究課題/領域番号 |
16K21421
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
エンタテインメント・ゲーム情報学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
渡邊 恵太 明治大学, 総合数理学部, 専任准教授 (30589297)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 自己帰属感 / 身体所有感 / GUI / 視線計測 / HCI / 運動主体感 / カーソル / SoO / SoA / ダミーカーソル実験 / 自己知覚 / アイトラッカー / 周辺視 / インタラクション / アウトリーチ |
研究成果の概要 |
インタラクションにおける自己帰属プロセスの解明を目的に、ダミーカーソル実験を構築した。視線計測実験、遅延条件、受動条件の環境を構築し、実験した。 さらにより実験に適したダミーカーソルの動きのアルゴリズム検討、開発を行い評価した。本研究により、自己帰属のプロセスには周辺視野の利用があることが明らかとなった。また、受動条件であっても自身のカーソルは特定できることも明らかとなった。この結果は、自己帰属感の生起には能動・受動ではなく同期という点が重要あることを示唆する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、パソコンやスマートフォンにおけるGUI操作時の身体的な連続性の設計に貢献する。周辺視が自己帰属感の生起に影響することは、たとえばマウスカーソル以外の背景部分であっても自身の操作に連動することで、そのデバイスが自身の身体拡張となるような感覚を与えられる可能性を意味する。デジタルスクリーン上における操作のデザインの基礎理論として貢献できるだろう。
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