研究課題/領域番号 |
16K21450
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
身体教育学
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研究機関 | 福井工業大学 |
研究代表者 |
野口 雄慶 福井工業大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50610581)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 超音波画像診断 / 腹斜筋 / 筋断面積 / 筋パワー / 体捻転力 / 体捻転 / 腹斜筋群 / 腹部筋力 / 腹部筋群 / 腹部 / 信頼性 / 妥当性 |
研究成果の概要 |
これまで、腹斜筋群の断面積を非侵襲的且つ簡便に測定する方法は無く、トレーニングの成果を定量的に測定・評価する方法は普及してこなかった。本研究では、超音波画像診断装置によって測定した腹斜筋群の画像を利用して筋断面積を推定するソフトウェアを作成した。このソフトを利用して算出した筋断面積の推定値の信頼性は高く、CTやMRIを利用しなくても、非侵襲的且つ簡易的に測定可能になった。また、エルゴメーターを改良して作成した筋パワー発揮測定装置では、体捻転中の筋パワー発揮値の測定が可能となり、その信頼性も高かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腹斜筋群はトレーニング効果を検証する手段が無く、形態変化を簡易測定する方法が普及していなかった。本研究では腹斜筋群を非侵襲的かつ簡便に評価する方法として、超音波画像診断装置を利用して測定した画像を利用し、筋断面積を推定するシステムを作成した。これにより、超音波画像さえあれば、簡便に腹斜筋群の筋厚が計測可能となり、トレーニングによる腹斜筋群の変化を定量的かつ簡便に測定評価が可能になった。また、体捻転時のパワーを計測する装置も作成し、形態だけでなく、パフォーマンスの変化についても測定可能になった。これらの成果は、今後、体幹部のトレーニングの実施の際に有意義な情報をもたらすと考えられる。
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