研究課題/領域番号 |
16K21458
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
皮膚科学
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
下條 尚志 藤田医科大学, 医学部, 客員准教授 (70410751)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アレルゲン免疫療法 / 低アレルゲン化 / 魚アレルギー / アレルギー免疫療法 / 低アレルゲン化コンポーネント / IgEエピトープ / ハイブリッドペプチド / 免疫療法 / T細胞エピトープ |
研究成果の概要 |
本研究ではアレルギー症状の誘発を極力抑えた免疫療法剤を開発する上で必要な動物モデル・蛋白質・ペプチド実験を構築することを主眼に置いて実施した。その結果、人の発症機序を模倣した動物モデルを構築し、魚アレルギー抑制試験の指標となる各種試験をほぼ確立した。ペプチド合成については本研究では実施できなかったが、9種の魚リコンビナント蛋白質の作製に成功し、マウスIgEに対する反応性を評価できた。以上より、アレルギー抑制試験を実施するための試験系の確立に成功し、今後、特定された抗原由来のペプチドを合成し最適な免疫療法剤を創製する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アレルギー症状の誘発を極力抑え、かつ効率的な寛容状態へ誘導させる免疫療法を確立させることにより、患者のリスク低減や患者QOL向上につながる。また、免疫療法を実施する医療従事者への医療現場での負担軽減にも寄与すると考える。
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