研究課題/領域番号 |
16K21482
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
エンタテインメント・ゲーム情報学
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研究機関 | 関西大学 (2020) 立命館大学 (2016-2019) |
研究代表者 |
山西 良典 関西大学, 総合情報学部, 准教授 (50700522)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歌詞検索 / 言語処理 / 音楽情報処理 / クロスドメイン検索 / コンテクストアウェア推薦 / 情報推薦 / 情報抽出 / 単語重要度 / 歌詞の検索 / 感性 / 歌詞 / 情報検索 / 感性情報学 / ソフトコンピューティング |
研究成果の概要 |
本研究では音楽の言語的側面に着目し,ユーザの要求コンテキストに感性的に適合した歌詞検索システムを開発した.歌詞の言語的特徴を捉えるための知見や要求コンテキストの分析・表現技術を蓄積した. これらにもとづいて,具体的なアプリケーションとして,観光スポットのレビューに記述されたコンテキストの感性に合致した歌詞の検索システムを開発した.提案システムでは,歌詞を学習した単語分散表現モデルを用いることでレビューを歌詞として見做し,歌詞の表現特徴を捉えた処理を加えることで,有用性の高い歌詞検索を実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果によって,音楽の言語的側面である歌詞についての言語的特徴が明らかになった.またコンテキスト分析に関わる基礎的な知見と技術を明らかにした.これらの知見や技術は歌詞の検索のみならず,英語教育やストーリー性をもったテキスト情報の分析にも応用可能である. 構築した歌詞検索システムのプロトタイプの評価では,異なるドメインの文書を横断的に検索するうえで,文書ドメインごとの特徴を明示的に取り入れることでの検索結果の有用性向上についての知見も得られた.
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