研究課題/領域番号 |
16K21483
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 近畿大学 (2019-2021) 立命館大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
岡野 英之 近畿大学, 総合社会学部, 准教授 (10755466)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | シエラレオネ / 平和構築 / 首長層 / 都市青年層 / コミュニティ / エボラ出血熱 / ガバナンス / 首長 / 紛争後 / 国家 / パトロン=クライアント関係 / 青年層 / ポストコンフリクト / ぜい弱国家 / 感染症 / 西アフリカ / 非伝統的安全保障 / ローカル・コミュニティ / 若年層 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、紛争の社会的な要因とされている首長層、および、都市若年層の紛争後の変化を追うことである。本年度は首長層の変化についての役割を明らかにすることとした。本研究の対象となるシエラレオネはエボラ出血熱の惨禍に見舞われたこともあり、エボラ出血熱流行時に首長層がいかなる役割を担ったかを明らかにする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は紛争後にいかに社会が変容するのかの一端を明らかにするものである。1990年代には冷戦構造の崩壊によって多くの武力紛争が発生した。シエラレオネはその一つであれ、平和構築の成功事例といわれる。ゆえにシエラレオネの事例を検討することで、紛争を助長するような社会構造がいかに解体されるのか、そして、かつて紛争の社会的要因といわれた社会階層がいかなる変容を遂げるのかを明らかにすることができる。その変容を明らかにすることは、紛争解決の取り組みへとつながる知見を得ることに他ならない。
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