研究課題/領域番号 |
16K21484
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報学基礎理論
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 立命館大学 (2016, 2019) 大阪工業大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
泉 朋子 立命館大学, 情報理工学部, 准教授 (70551505)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 避難計画 / 検討支援 / シミュレータ / 情報デザイン / 避難誘導 / 地図システム / 最適化問題 / ヒューマンインタフェース |
研究成果の概要 |
本研究ではシステムとユーザが繰り返しインタラクションをすることでより良い避難計画を策定する支援システムの実現を目指した. まずプロトタイプシステムを用いて専門家から意見を収集し,システムに対する要求を明らかにした.この結果に基づき,検討者にとって利用しやすい避難計画検討支援システムのインタフェース設計を行った.入力インタフェースについては特定条件を満たす地点を検索する手法を,出力インタフェースについては色を用いた視認しやすい情報表現の比較検証を行った. さらに避難計画を実行可能とするための取り組みとして,避難行動を促す災害情報表現や携帯デバイスを用いた避難誘導についても検討を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大規模な災害が発生したときの被害をおさえるためには,事前に適切な避難先や避難経路を具体的に人々に指示しておくことが必要不可欠である.そのため各自治体等では避難計画を策定しているがこの検討は机上で行われていることが多い.また一方で計算機を用いたとしても複雑で多様な要素を考慮して最良な避難計画を導出することは難しい. そこで本研究では,システムとユーザである人とが繰り返しインタラクションをすることでより良い避難計画を策定する支援システムについて研究を行い,避難計画の検討に適した新しい観点での入力インタフェースの提案や,災害や避難状況について視認性の高い情報の出力方法について提案を行った.
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