研究課題/領域番号 |
16K21500
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
物理系薬学
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研究機関 | 大阪薬科大学 |
研究代表者 |
門田 和紀 大阪薬科大学, 薬学部, 講師(移行) (50709516)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 吸入粉末製剤 / 数値シミュレーション / 噴霧乾燥法 / 中空粒子 / 形態制御 / 個別化医療 / 吸入粉末剤 / 複合粒子 / 粒子設計 |
研究成果の概要 |
本研究では,数値シミュレーションを用いて肺内部での粒子挙動についての解析を行い,その疾患時応じた粒子の最適化を行った。その結果、喘息治療に対してはトラニラストを薬物として、気管支に効率的に粒子を送達することができる粒子を作製し、その肺内部での粒子物性による挙動の違いが明らかとなった。さらに、肺結核に対して使用されているリファンピシンおよびイソニアジドの薬物について、肺深部への到達性を示す値が50%以上となった。以上から、呼吸器疾患別に効果のある吸入粉末製剤を設計する可能性を見いだせた。
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