研究課題/領域番号 |
16K21514
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
財政・公共経済
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
西川 浩平 摂南大学, 経済学部, 准教授 (60463204)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 薬価制度 / 価格規制 / 降圧剤 / 普及 / 市場拡大再算定 / 薬価 / 高血圧症 / イノベーション / 医薬品 / 離散選択モデル |
研究成果の概要 |
本研究では、降圧剤市場を対象に、レセプトデータに基づき構築したデータセットを用いて、市場拡大再算定が市場構造に及ぼす影響を実証的に明らかにした。まず、降圧剤市場の需要関数の推定を通じて、需要の価格弾力性および降圧剤の普及における各種属性の役割を分析した。さらに、需要関数の推定結果に用いてシミュレーションを実施し、市場拡大再算定に指定されたことで、医薬品のシェアおよび売上高がどの程度変化するかを分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
市場拡大再算定は、ライフイノベーションの推進に対して負の影響を及ぼすとの指摘があるが、我が国独自の制度ということもあり、その影響をエビデンスに基づき評価する研究はなかった。本研究は、医薬品のシェア、売上高に着目することで、市場拡大再算定の市場への影響を定量的に評価する初の試みである。
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