研究課題/領域番号 |
16K21526
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人文地理学
商学
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研究機関 | 流通科学大学 |
研究代表者 |
秦 洋二 流通科学大学, 商学部, 教授 (70512698)
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研究協力者 |
森藤 ちひろ
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 経済地理学 / 消費者行動 / 出版物 / 電子書籍 / ネット通販 / オムニチャネル / サービス / 購買行動 / 商業環境 / 商業 / インターネット / チャネル選択 |
研究成果の概要 |
消費者行動研究では、消費者の個人的特性については分析があるものの、消費者が自分の周囲の商業環境や、交通アクセスなど地理的・空間的要素をどのように判断して買物先を決定しているかについては、あまり関心が払われていない。本研究では、具体的な事例として出版物の購買行動を取り上げ,消費者が自身の環境をどのように判断して購買先を決定しているのかを分析した。その結果,消費者の購買意思決定メカニズムが出版物の内容やスマートフォンをはじめとするデジタルデバイスの所有状況などと関連していることなどが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電子書籍をはじめとするデジタルコンテンツは,近年急速に普及しているが,これらを消費者がどのように受容し,また購入しているのかはこれまで十分明らかにされてこなかった。さらに,商品の購入先として,ネット通販の台頭が著しいと。いう現実がある。本研究では,出版物を事例として,モノ商品とデジタルコンテンツ(情報サービス)の間に,内容的に互換性があるという条件下で消費者の行動を検証した点に学術的意義がある。また,リアルとネットというチャネルの多元性が消費者特性とどのように関係しているのかを明らかにした点で,社会的意義をがあると考えている。
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