研究課題/領域番号 |
16K21537
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デザイン学
医療社会学
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
岩藤 百香 川崎医療福祉大学, 医療福祉マネジメント学部, 講師 (80612986)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | インフォームド・アセント / 医療説明文書 / ビジュアルデザイン / デザイン / 小児医療 / 小児患者 |
研究成果の概要 |
小児患者のためのインフォームド・アセント用説明文書が患者に与える印象に着目し,ACカマルゴがんセンターでの調査により,ヒーローキャラクターを用いた説明の効果および問題点を明らかにした.また,国内の小児がん患者に対する文書作成の実施状況調査を行い,ニーズは高いものの視覚的に分かりやすい資料作成が困難である現状が把握できた. さらに,医療現場で共有できる文書改善に有用なデザイン要件を明らかにするため,準備研究として成人向けの説明文書を対象に,感性評価を実施した.同内容で,一般的な様式の文書モデルとデザイン操作を行った文書モデルを作成し,ユーザの内容理解と印象の関連を探った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年社会的ニーズが高まっているインフォームド・アセントについて有効な視覚的デザイン要件が明確化され医療現場で共有されることは普及の足掛かりになるであろうし、小児にも分かりやすい情報伝達に有効な要件は、障がいや疾患のため情報のバリアをもつすべての人々にとって応用できるものであると考えられる。
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