研究課題/領域番号 |
16K21538
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
家政・生活学一般
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研究機関 | くらしき作陽大学 |
研究代表者 |
鈴木 瞬 くらしき作陽大学, 子ども教育学部, 講師 (00740937)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 放課後子ども総合プラン / 放課後子供教室 / 放課後児童クラブ / 組織間コラボレーション / 組織間関係論 / コーディネーター / 組織間関係 / 連携対象(資源) / 学校 / 放課後子ども教室 / 連携 / 教育経営 |
研究成果の概要 |
本研究では、放課後支援事業と学校との組織間関係について、学校管理職への質問紙調査を行い、連携モデル構築に向けた課題を把握してきた。得られた知見としては、連携実践や情報共有の内容は、学校管理職のこれまでの学校内外での放課後支援事業にかかわる経験と関連していることが明らかになった。また、放課後子供教室を核とした学校との連携関係を構築している事例実践において、関係者に対するヒアリング調査を実施した。得られた知見としては、学校と放課後支援事業との連携をつなぐ媒介者である地域コーディネーターへの信頼の高さと連携を通して関係者が個々に意識や行動の変容が見られる実態が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまでの研究では、要保護児童の福祉と学校教育の関係や放課後児童クラブと放課後子供教室との関係を対象としたものが主であったのに対し、「放課後子ども総合プラン」における学校と放課後支援事業との連携関係に着目した点において学術的な意義を有する。また、組織間協働論及び組織間関係論の視点から量的研究及び質的研究を行うことで、相互変容的かつ創発的実践をもたらす連携モデルの構築に向けた課題を明らかにした。今後も学校内における放課後支援事業の増加が見込まれる中で、本研究で示した実践的知見は社会的意義を有するものである。
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