研究課題/領域番号 |
16K21544
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
食生活学
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
中尾 武平 九州産業大学, 人間科学部, 講師 (90522300)
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研究協力者 |
吉川 圭介 (10435860)
岩佐 健介 (00623703)
山本 梓司 (70823318)
石川 将己 (10758684)
安達 隆博 (60387610)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 脳神経機能 / 身体運動 / DHA / 有酸素性運動 / 生活習慣病 / 小児肥満 / 有酸素運動 / ドコサヘキサエン酸 / メタボリックシンドローム / 小児 |
研究成果の概要 |
DHA生理活性を発揮できないGPR120KOマウス、高脂肪食(HF)、トランス高脂肪食(TF)飼育WTマウスは5週齢でWT通常食マウスより体重が増加した。ローターロッド運動継続可能時間は、WT通常食マウスに比べてGPR120KO、HF、TF飼育WTマウスが短かった。Y字迷路による正答率はGPR120KO、TF飼育WTマウスにおいて低下した。HF飼育WTマウスの正答率は通常食WTマウスと同程度であった。魚介類に多く含まれるDHAが正常な脳神経機能に重要であることが示されたが、運動継続可能時間についてはDHA生理活性による有意な差は見られなかった。有酸素性運動の時間や強度の再検討が必要となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有酸素性運動とDHAが小児肥満・メタボリックシンドローム、及び脳神経機能に及ぼす影響を検討した。DHA生理活性を発揮できないGPR120KOマウス、HF、TF飼育WTマウスにおいて、Y字迷路試験の正答率が低下したこと、記憶学習能力の低下したこと等の結果から、高脂肪食はマウスの肥満や脳神経機能の低下を引き起こすことが示唆された。また、魚介類に多く含まれるDHAは正常な脳神経機能に重要であることが示された。有酸素性運動の継続可能時間については、DHA生理活性による有意な差は認められなかった。有酸素性運動の強度や時間の再検討が必要となった。
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