研究課題
若手研究(B)
CT装置の医療被曝を正確に評価するためには,X線束の線質を測定することが重要である.本研究では,いかなる施設においてもCT装置の線質評価を簡易的かつ高精度に評価する方法を開発することを目的としていた.初年度は,最もエネルギー依存性の低いGAFCHROMIC EBT3が実効エネルギー特性の評価に優れていることが実証された.また,平台型スキャナのスキャン方法が確立された.最終年度は,CT装置のX線束中心のみの実効エネルギーを計測した.次に,CT装置のX線束全域の実効エネルギーの分布を計測した.本研究では,CT装置の実効エネルギーの2次元分布評価ならびに簡易的計測が可能であることが実証された.
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すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 16件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 18件)
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