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幼児期・児童期前期における自己評価変動モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K21562
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育心理学
子ども学(子ども環境学)
研究機関大谷大学 (2018-2019)
大阪国際大学短期大学部 (2016-2017)

研究代表者

渡辺 大介  大谷大学, 教育学部, 講師 (70612985)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード幼児 / 能力認知 / 自己評価 / 感情 / 友人関係 / 社会的比較 / 感情語 / 表情認知 / オノマトペ / 自己評価維持モデル / 文化比較 / 保育者 / 幼児・児童
研究成果の概要

自己評価の変動を規定する要因として活動に対する自己関与度と友人関与度(自己あるいは友人がその活動を好きか否か)を取り上げ,子どもが自己と友人の能力を認知する際に生起する一連の自己評価変動過程を明らかにすることを目指した。自己と友人の能力認知に関する質問および能力認知の際に喚起される感情について質問を行った。その結果,幼児は活動に対する自己関与度および友人関与度に応じて能力認知を変化させること,友人が自己より優れている場合でもネガティブな感情だけでなくポジティブな感情も喚起させることなどが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

低年齢児を対象とした,自己と他者の能力認知を含む社会的比較の研究は少なく,その点において本研究は,低年齢児の社会的比較に関する研究や,能力に関連した自己概念・他者概念の獲得に関する研究に新たな知見をもたらす非常に特色のある研究である。また,日本の子どもは自己評価・自尊感情が低いことが度々報告されている。自己評価の低さは種々の否定的状況を引き起こすため,自己評価変動過程を明らかにすることで,子どもが自己評価を高く保ち,健全な生活を送る上で必要な支援を提供できると考える。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 幼児期における感情を表すオノマトペの理解:表情認識との関連と場面想起の分析を通じて2020

    • 著者名/発表者名
      渡邉大介・近藤綾
    • 雑誌名

      教職支援センター研究紀要(大谷大学)

      巻: 11 ページ: 73-80

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 幼児期における感情語と表情認識の関連2019

    • 著者名/発表者名
      渡辺大介・近藤綾
    • 学会等名
      日本心理学会第83回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 幼児期における自己と友人の能力認知―活動への関与度との関連―2018

    • 著者名/発表者名
      渡辺大介・近藤 綾
    • 学会等名
      日本心理学会第82回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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