研究課題/領域番号 |
16K21583
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
計測工学
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 熊本高等専門学校 |
研究代表者 |
石橋 孝昭 熊本高等専門学校, 情報通信エレクトロニクス工学科, 准教授 (60455178)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 雑音除去 / 信号処理 / 計測工学 |
研究成果の概要 |
騒音環境下で電子機器を安定して音声制御をさせるための高雑音環境における雑音除去の実用化を目指す。荷物や資料などを持って両手がふさがっているときに電子機器を操作したい状況を想定し、電子機器に取り付けた複数のマイクロホンを用いて、目的とする発話者に対して方向だけでなく距離に対する指向性を強化形成する手法を新規に提案する。周囲雑音の影響を従来のものから大幅に低減し、独自に開発した目的話者音声を短時間処理で安定してリアルタイムに抽出するアルゴリズムを適用する。今回は電動車椅子の使用者を想定し、ジョイステックの操作なしで音声指令により電動車椅子を操作できる制御システムを構築する。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
音声による電子機器の制御の利用を考えると、屋内のプライベート空間で使用されると思われる。周囲に他人がいる屋外で、スマートフォンなどの音声認識機能を利用する人を見かけないからである。したがって、発話者とマイクロホンの距離は1mよりも近く、騒音レベルや残響時間も、室内を想定して研究を進めた。そのため、これらの条件に基づいて雑音を抑制する関数を見つける本研究は、これからのIoTに関連した技術である。
|