研究課題/領域番号 |
16K21625
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
細胞生物学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
毛利 一成 国立研究開発法人理化学研究所, 生命システム研究センター, 研究員 (00567513)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 1分子計測 / ERK / 核膜孔通過 / FCS / 3次元1分子計測 / 蛍光相互相関分光法 / MAPK / 核膜孔 / 3次元1分子計測 / MAPKシグナル伝達 / 拡散係数計測 / 絶対濃度定量 / シグナル伝達 / 核膜孔輸送 / 1分子計測 |
研究成果の概要 |
細胞は外部刺激に応答するかしないかの二値的反応を示す。我々は、リン酸化ERKレベルはアナログな応答を示すが、ERK核移行においてデジタルな応答に変換される結果を得ている。ERKは必ず核膜孔を通過するため、通過の酵素反応に、上記変換の特徴が含まれると考えられる。このキネティクスを計測すべく、蛍光相関分光法を、安価な共焦点顕微鏡装置で開発した。この手法とFRAP計測を統合し、ERKの核膜孔通過の酵素反応速度定数の推定を行うことが可能となった。さらにこのキネティクスと分子機構の詳細を明らかにするため、1分子計測の実験系を全反射顕微鏡により開発し、ERKの核膜での1分子計測を実現した。
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