研究課題/領域番号 |
16K21654
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
免疫学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
小林 俊彦 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 副プロジェクト長 (40613203)
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研究協力者 |
大島 大輔
筒井 英充
出本 志保
清水 有紀子
岡村 匡史
田中 香織
吉田 玲子
狩生 ひとみ
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | リソソーム / マスト細胞 / アミノ酸トランスポーター / 炎症 / アレルギー / アレルギー応答 / トランスポーター / TFEB / mTORC / 免疫学 / アレルギー疾患 |
研究成果の概要 |
本研究では、アミノ酸トランスポーターSLC15A4がマスト細胞の機能と個体免疫応答に果たす役割を分子レベルで解析し、マスト細胞が媒介する炎症性疾患の新規制御機構を明らかにすることを目標とした。SLC15A4欠損マスト細胞ではリソソームの形態異常、およびヒスタミン合成亢進、またそれに伴ったIgE-抗原刺激によるマスト細胞の脱顆粒時のヒスタミン放出量の増加が認められた。その分子メカニズムとして、SLC15A4がmTORC経路および転写因子TFEBの活性化制御を介してマスト細胞のリソソーム生合成とヒスタミン等の炎症メディエーターの合成/細胞内貯蔵に重要な役割を果たしていることを明らかにした。
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