研究課題/領域番号 |
16K21664
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 (2017-2018) 国立研究開発法人国立成育医療研究センター (2016) |
研究代表者 |
加藤 朋子 公益財団法人東京都医学総合研究所, 生体分子先端研究分野, 研究員 (10638802)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 性分化 / 卵巣 / ノックアウトマウス / 機能解析 / ゲノム編集 / 卵巣分化 / 発現解析 / 卵巣形成 / CRISPR/Cas9 / 生殖腺 / 転写カスケード / 細胞・組織 / 発現制御 / 発生・分化 / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
マウスの胎仔期の卵巣分化過程において必須の遺伝子はほとんど未知であり、また卵巣発生過程における構造変化に乏しいことから、その分子メカニズムについては不明な点が多い。そこで、本研究では卵巣分化候補の18遺伝子を対象にしたin situ hybridizationと免疫染色により、細胞種の同定を試みた。更に、CRISPR/Cas9システムを用いて18遺伝子のノックアウトマウスを作製し、その機能解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
哺乳類の生殖腺分化過程において、精巣分化過程における分子メカニズムは徐々に明らかになってきているが、卵巣分化過程における分子メカニズムは未だ不明な点が多い、しかし、近年、卵巣分化を引き起こす重要な遺伝子の存在が指摘されてきており、これらの遺伝子は卵巣・卵子の質の低下、及び妊孕性の低下に大きく関わる可能性がある。これらの問題は、女性の社会進出と共に問題視されている高齢出産の壁を解決する糸口となり得ることが期待される。
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