研究課題/領域番号 |
16K21673
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
計測工学
分析化学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
堂前 篤志 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 主任研究員 (20357552)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 電気計測 / インピーダンス / 不確かさ / SI単位系 / 標準器 / 計測工学 / 計測機器 |
研究成果の概要 |
本研究では、先端エネルギーデバイス(リチウムイオン電池など)の劣化評価で用いられる電気化学インピーダンス測定器の評価を行う際に、その評価の基準として利用可能な参照インピーダンス標準器を設計し、試作を行った。そして、試作した参照インピーダンス標準器の性能を定量的に明らかとするため、参照インピーダンス標準器に起因した不確かさの主要因と考えられる「経時変化に起因する不確かさ」と「温度変動に起因する不確かさ」をISOガイドに従い評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2018年以降、SI単位系は基礎物理定数を基にした新体系(新SI単位系)へ移行する見込みである。新SI単位系に基づく先端エネルギーデバイス(リチウムイオン電池など)の評価体系の構築を最終目的に、本課題ではその評価体系のキーデバイスとなる参照インピーダンス標準器を開発し、その性能(不確かさ)をISOガイドに従い評価した。不確かさが明らかな参照インピーダンス標準器を基準に電気化学インピーダンス測定器を評価することで、電気化学インピーダンス測定器を用いた先端エネルギーデバイスの劣化評価結果の信頼性を確保することが可能となる。
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