研究課題/領域番号 |
16K21677
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
地質学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
野々垣 進 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 研究グループ付 (30568613)
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研究協力者 |
中澤 努
升本 眞二
ラガワン ベンカテッシュ
米澤 剛
根本 達也
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 地質情報 / 柱状図 / Web / 3次元 / 3次元地質モデル / データベース / 地質学 |
研究成果の概要 |
信頼性の高い3次元地質情報のWeb共有を目的に,PostgreSQLにより柱状図データのデータベースを構築するとともに,OpenMPマルチスレッディング技術を用いて3次元地質モデリングに必要な地層境界面の高速グリッディングシステムを開発した.また,機械処理による最適グリッディングパラメータの決定方法について検討した.さらに,次の4つの機能を備えた,地質情報Web共有システムを開発した:(1)柱状図データのデータベース検索,(2)地質図と柱状図データのマッピング,(3)3次元地質モデルの可視化,(4)3次元地質モデルの鉛直断面図の作成.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は,紙媒体として保管されてきた地質情報の電子化・データベース化を推進するとともに,機械処理による3次元地質モデリングのための技術的基礎を向上するものであり,従来よりも高い信頼性・更新性・客観性をもった地質構造解析の実現に役立つ.また,地質情報の共有媒体のひとつとして3次元地質モデルを利用することにより,地下における地層の3次元分布を誰もが直感的に把握できるWeb環境を整えたものであり,地下地質に関する国民のリテラシー向上に貢献する.
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