研究課題/領域番号 |
16K21713
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理系薬学
薬理学一般
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研究機関 | 公益財団法人先端医療振興財団 |
研究代表者 |
笹原 智也 公益財団法人先端医療振興財団, その他部局等, 研究員(研究員・PDクラス) (30735345)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | アミロイドβタンパク / 血管内皮 / eNOS / アミロスフェロイド / 一酸化窒素 / 血管機能障害 / 脳アミロイド血管症 / Na+/K+-ATPase alpha 3 / 脳血管アミロイド血症 / Na+/K+-ATPase / 薬理学 / 生理学 |
研究成果の概要 |
脳血管アミロイド血症ではアミロイドβにより血管内皮機能が障害されるが、様々あるアミロイドβオリゴマーのいずれが原因かは明らかにされていない。本研究では非常に強い神経毒性を有するASPDに着目し、ASPDが血管内皮のeNOSに対して毒性作用を有するかを検討した。本研究ではASPDが細胞膜のNa+, K+-ATPase alpha 3に結合し、『ミトコンドリアでのROS遊離量の増加/PKC活性化/Thr495-eNOSリン酸化』および『ミトコンドリアでのROS遊離量の増加/eNOS単量体化』によりeNOSから遊離するNO量が低下し、血管機能が障害されることを明らかにすることに成功した。
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