研究課題/領域番号 |
16K21715
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
考古学
人文地理学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
清野 陽一 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 飛鳥資料館, 研究員 (10721269)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 考古学 / 日本史 / 地理情報システム(GIS) / 古代交通 / オープンソースソフトウェア / フリーソフトウェア / 人文社会情報学 / 歴史地理学 |
研究成果の概要 |
本研究では各種歴史的史資料を分析し、その結果と地理情報システム(GIS: Geographical Information System)でのシミュレーションを比較した上で、実際にフィールド歩行実験をおこない、古代日本における移動コスト(人がある地点からある地点まで移動するときにどのくらいの時間がかかるかを、地形を反映して導き出した時間)算出のための基礎的な研究を実施した。その結果、古代日本における人々の移動コストについて新たな成果を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既存の歴史地理学的研究では平面的な移動距離とそこから導き出されるコストの算出が中心だった。本研究ではそこに、近年の技術進展により、安価かつ簡易に導入が可能となってきている地理情報システムを導入し、デジタル上で地形を再現してシミュレーションをおこなうとともに、荷重による負荷などを考慮するために実地の歩行実験をおこない、その結果も合わせて考察をおこなった点に意義があった。
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