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放射線被ばく等への効果的なリスク対策に資するリスク評価手法・過程に関する研究(国際共同研究強化)

研究課題

研究課題/領域番号 16KK0019
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 環境リスク制御・評価
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

内藤 航  国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 研究グループ長 (10357593)

研究期間 (年度) 2017 – 2022
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
キーワードリスク評価 / リスク管理 / リスクコミュニケーション / 福島 / 基準値 / 社会受容性 / 放射性物質 / リスク対策 / 放射能 / リスク認知 / 放射線 / 有害化学物質 / レギュラトリーサイエンス
研究成果の概要

科学的合理性が高く社会に受容されるリスク対策が備えるべき要件とリスク評価とコミュニケーションのあり方の提案に資する科学的知見を得るため、国内外における放射性物質の被ばくリスク対策(食品中の基準値の設定)や実践的活動について、多面的かつ国際的な側面から分析を行った。放射性物質のリスク対策(基準値)はそれぞれの国の政治経済状況や食文化・食習慣により異なること、基準値に対する公衆の認知は、地域や文化の違いによる制限は受け入れられないかもしれないこと、放射線リスクのコミュニケーションでは様々な形で文脈化・地域化する努力が効果的なコミュニケーション活動の重要な要素であること等が確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果は、化学物質や放射性物質の合理性の高い基準値の設定やリスク管理手法のあり方への貢献が期待でき、異なる国や地域でのリスク対策の背後にある社会的な制度や価値観を理解することで、国際的な協力や文化的な違いに対応するための洞察が得られる。国際的な調和が必要なリスク対策について、リスク対策の背後にある社会的要因や文化的背景をより深く理解できるようになり、効果的かつ適切なリスク管理対策の策定への貢献が期待できる。また、環境リスク問題の解決や参加型アクション研究の企画・立案にも重要な情報を提供することが期待できる。

報告書

(2件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] ノルウェー生命科学大学(ノルウェー)2017

    • 年月日
      2017-08-01
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-03-15   更新日: 2025-01-30  

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