研究課題/領域番号 |
16KK0022
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
柴田 大輔 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (40553293)
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研究期間 (年度) |
2017 – 2020
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
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キーワード | 楔形文字 / アッカド語 / アッシリア / ハブール川 / 粘土板文書 / バビロニア / メソポタミア / 西アジア / 粘土板 |
研究成果の概要 |
本研究は、紀元前2千年紀後半にアッシリア王国の勢力下で一定の自治を保っていた地方国家マリ王国の統治システム、マリ王国とアッシュル中央政府との関係、マリ王国とアッシリア行政州との相違点を明らかにし、さらにその歴史的変遷も明確にした。これによって、従来の研究では画一的に考えられてきたアッシリア王国の領土統治が有していた多様性を鮮明にした。研究は、シリア北東部のテル・タバン遺跡において日本隊が発見した楔形文字文書を主要史料にしており、そこから得られるデータを他の遺跡に由来する文書と付き合わせ、それら他遺跡の文書の研究に従事する研究者と協働することによって進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
紀元前2千年紀後半のアッシリアの研究に従事する専門家との打ち合わせを重ね、さらにそれら研究者ほぼ全員を集めて国際ワークショップを開催することにより、この分野の専門家の有機的な研究ネットワークを構築することに成功した。また、古代西アジア研究分野における世界有数の研究拠点であるハイデルベルク大学とミュンヘン大学との連携体制を整え、国内の筑波大学側では西アジア文明研究センターを建設することによって、古代西アジア研究に従事する国際的な研究プラットフォームを構築した。
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