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極小主義プログラム検証:「併合」「転送」の仕組みの解明及び「パラメタ―」の再考(国際共同研究強化)

研究課題

研究課題/領域番号 16KK0038
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 英語学
研究機関法政大学 (2017, 2022)
東京理科大学 (2016)

研究代表者

小畑 美貴  法政大学, 生命科学部, 准教授 (80581694)

研究期間 (年度) 2017 – 2022
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
キーワード一致関係 / カーボ・ベルデ語 / ラベル / 生成文法 / 動詞連結 / ラベル付け / 転送 / 英語学 / 統語論
研究成果の概要

本プロジェクトでは、人間言語の構造構築に観察される依存関係の1つである「一致関係」に関して中心に取り組んだ。特に、カーボ・ベルデ語の焦点化一致現象に注目し、WH疑問文及び感嘆文において、同一主要部(C)によりそれぞれ異なるタイプの一致関係が構築されることを中心に検討し、同様の現象がアラビア語等の主語・動詞の一致現象においても観察されることを示した。更に、一致関係の構築によって決定される「ラベル」が、意味や音声のインターフェイスにおいてどのような役割を担い、どのような解釈を受けるのか、構造構築のメカニズムだけでなく、構造、意味、音の関係性に関しても研究を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、人間言語の構造構築の仕組みの解明を目指し、特に一致関係の構築に関して研究を行った。未だ多くの部分が未解明である人間の「言語能力」の仕組みの一端を、この研究によって明らかにすることが出来たことは、言語理論の進展に貢献できるものであると考えられる。また、本研究では、カーボ・ベルデ語の言語データを多く収集し、研究に使用している。カーボ・ベルデ語は話者が少なく、まだあまり研究のされていない言語である為、希少性が高いと言える。本研究は基礎的研究であるが、人間言語の仕組みが解明されれば、言語教育や言語障害などの分野への応用が期待できるという点で、社会的意義があると考えられる。

報告書

(2件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2019

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)

  • [国際共同研究] ミシガン大学アナーバー校(米国)2019

    • 年月日
      2019-03-26
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] 転送2023

    • 著者名/発表者名
      小畑美貴
    • 雑誌名

      言語理論・言語獲得理論から見たキータームと名著解題

      巻: - ページ: 72-73

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] ラベル(付け)2023

    • 著者名/発表者名
      小畑美貴
    • 雑誌名

      言語理論・言語獲得理論から見たキータームと名著解題

      巻: - ページ: 110-111

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2017-03-15   更新日: 2025-01-30  

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