研究課題/領域番号 |
16KK0039
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 東京経済大学 (2022) 早稲田大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
川名 雄一郎 東京経済大学, 経済学部, 准教授 (20595920)
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研究期間 (年度) |
2017 – 2022
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | 古典的功利主義 / 哲学的急進派 / 統計分析 / 系統分析 / 功利主義 / 語彙分析 / 統計 / 系統 / 知のネットワーク |
研究成果の概要 |
テキスト読解を基礎にしながら、統計・系統分析ソフトもちいた分析をおこなうことによって、功利主義思想家をめぐる思想・人間関係のネットワークの様相を明らかにすることを目的とし、以下について研究をおこなった。1.これまでの研究史において指摘されてきた、ベンサム、ミル父子、グロートらの間の思想的な影響関係を人文情報学的分析によって検証する。2.ベンサム、ミル父子、グロートらの文献について、人文情報学的分析をおこなうことによって、功利主義思想家たちの知のネットワークを「可視化」する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人文情報学的なテクスト分析は、それ自体としては必ずしも何らかの思想史上の結論を提示するものではなく、テクスト読解による解釈と組み合わせることによって、初めて思想史研究において意味をもつものになることがほとんどである。したがって、思想史研究において人文情報学的分析が成果を挙げるためには、テクスト読解による成果といかに組み合わせるかが重要になる。この研究は、功利主義研究という思想史研究の一分野での貢献にとどまらず、思想史研究全般における人文情報学的手法の一層の進展に資するとともに、人文情報学の技術的発展に対する思想史研究者の側からの貢献という点でも意義を持っている。
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