研究課題/領域番号 |
16KK0089
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
紛争研究
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
上杉 勇司 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (20403610)
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研究期間 (年度) |
2017 – 2022
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
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キーワード | 平和構築 / 折衷的平和構築 / 紛争研究 / アジア / 東南アジア / アジアの平和構築 / 紛争解決 / アジア地域研究 / 国際安全保障 / 平和研究 |
研究成果の概要 |
編著と共編著を含む4冊の英語の研究書を出版した。同時に、英語の研究書の一章を分担した出版数は単著は4冊、共著は1冊になる。英語の平和・紛争学事典で1章を担当した。くわえて、共著による英語論文は3本、単著による英語論文は2本を公刊した。さらに、関連する日本語の研究書を2冊(共編著)出版した。また、国際共同研究の成果をPan European Conference on International RelationsおよびInternational Studies Associationにて学会報告した。国際共同研究の研究網を活かして欧州との社会科学分野における国際共同研究プログラムが採択された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、平和構築論で議論されてきた折衷的アプローチについて、先行研究では比較的軽視されてきたアジア地域(東南アジア)の事例分析を提供することで、アジア地域への適用性を確認した。アジアのみならず欧米やオセアニアの研究者との研究交流や理論研究者と地域研究者との対話を通じて、本研究の成果を共有しつつ、研究結果の検証が進めることができた。これが最大の学術的な意義である。また、より効果が高く持続性の高い平和構築のアプローチを提示することで、平和構築に従事する実務家の行動指針となる研究を提供することができた。書籍や論文の公刊を通じて、研究の成果を普及させることができ、社会的意義も高まった。
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