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造血幹細胞・血管環境制御のためのバイオマテリアル組込マイクロデバイスの構築(国際共同研究強化)

研究課題

研究課題/領域番号 16KK0116
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 分析化学
研究機関日本女子大学

研究代表者

佐藤 香枝  日本女子大学, 理学部, 教授 (40373310)

研究期間 (年度) 2017 – 2021
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
キーワード組織チップ / 血管 / 血液細胞 / バイオマテリアル / ES細胞 / マイクロデバイス / 造血幹細胞 / 力学的刺激
研究成果の概要

血管を模倣し、細胞培養基板として伸縮性のある薄膜を組み込んだポリジメチルシロキサンPDMSを材料とした細胞培養デバイスを開発した。この薄膜に細胞外マトリックス成分を修飾した。間質細胞をフィーダー細胞として基板上に培養し有効性を確認した。別の試みとして、すべてが細胞外マトリックス由来の材料であるゼラチンで細胞培養デバイスを構築することを試みた。これらの開発したデバイスを用いて中胚葉細胞を血液細胞へと分化誘導する実験も行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

生命科学および創薬の研究では、モデル動物とヒトの実験結果の違いを埋める技術として、ヒト細胞を使った新しい臓器モデルの要求がある。体外に取り出した細胞を組織に近づけるには、3次元的な構造を作り、細胞を培養する際に力学的な刺激を与えることが必要である。本研究では、微細加工技術で三次元培養容器を形作り、材料化学の技術から細胞の足場となるバイオマテリアルを組込、加えて細胞に力学的な刺激を負荷することを試みた。

報告書

(2件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 2021 2018

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [国際共同研究] スイス連邦工科大学チューリッヒ校(スイス)2018

    • 年月日
      2018-04-01
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 細胞培養のためのゼラチンウェルデバイスの開発2022

    • 著者名/発表者名
      池田涼音、関根詩乃、別所朋香、大月陽香、柴田紗希、中野実紅、佐藤香枝
    • 雑誌名

      分析化学

      巻: 71 ページ: 289-296

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 卵殻膜パウダーおよびコラーゲンゲルを用いた線維芽細胞の積層培養条件の検討2021

    • 著者名/発表者名
      別所 朋香,佐藤 香枝
    • 学会等名
      Chem-Bio Joint Seminar 2021
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2017-03-15   更新日: 2023-01-30  

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