研究課題/領域番号 |
16KK0121
|
研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (40619847)
|
研究期間 (年度) |
2017 – 2022
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
|
キーワード | アジア / グリーンインフラ / 台風 / 高潮 / 津波 / 災害調査 / マングローブ / 地盤沈下 / 沿岸域防災 / 海岸工学 / 防潮堤 / 適正技術 |
研究成果の概要 |
アジアの沿岸域防災の深化と加速を目指し,国内外の多くの共同研究者と有意義な国際共同研究を実施し,かなりの研究成果を上げることができた。定量的な成果指標として,合計50編に上る査読付き論文を発表することができた点は特筆すべき成果と考える。発表論文のうち,37編は英文学術誌であり,Science of The Total Environment, Urban Climate,Landslides,Ocean & Coastal Management などトップクラスのジャーナルでも研究成果を発表することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
低環境負荷の海岸保全対策の研究,次世代型高潮・津波対策に関する研究,可動式防潮堤に関する研究,地盤沈下と洪水リスクに関する研究,高潮の予測精度向上に関する研究,海岸植物を活用したグリーンインフラに関する研究など,広範な研究領域において数多くの成果を得ることができた。また,2017年8月マカオや香港などに被害をもらたした台風Hato,2018年9月に同地域を襲った台風Mangkhut,2018年9月インドネシア・スラウェシ島で発生した地すべり津波,2018年9月に近畿地方に上陸した台風21号,2019年9月に関東地方を直撃した台風15号など期間中に発生した激甚災害を国際共同調査することができた。
|