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自然換気トンネル火災時における水噴霧による火源燃焼速度と煙流動の能動的制御(国際共同研究強化)

研究課題

研究課題/領域番号 16KK0125
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 社会システム工学・安全システム
研究機関福井大学

研究代表者

田中 太  福井大学, 学術研究院工学系部門, 教授 (60401791)

研究期間 (年度) 2017 – 2020
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
キーワードトンネル火災
研究成果の概要

本研究では、日本の多くの長大トンネルに設置されている水噴霧装置によるトンネル火災における煙流動制御を実現するための基礎研究として、実験的及び数値的な研究を行った。主に以下の点について明らかとなった。(1)トンネル火災時において天井下を流動する煙の一部が水噴霧によって遮断され、火源側に逆流する現象を記述するモデルを構築した。(2)火源発熱速度と水噴霧による火源発熱速度の低減効果の関係(3)数値シミュレーションによる消火現象の再現(4)水噴霧による煙降下現象を再現する数値シミュレーションモデルの開発

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで日本のトンネルに設置されてきた水噴霧設備は、トンネル躯体の保護や消防活動支援を目的としており、火災時において積極的に火災抑制や煙流動制御に使用されるものではなかった。本研究の成果は、水噴霧設備を利用することで煙流動を制御し、避難者の避難時間を延長したり、火源を積極的に冷却して火災延焼を防いだりするような積極的な水噴霧設備の活用への道標になり得る。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] Centre for Environmental Safety and Risk Engineering, Victoria University(オーストラリア)2018

    • 年月日
      2018-03-10
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-03-15   更新日: 2022-01-27  

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